木ヶ津教会
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木ヶ津教会は紐差(ひもさし)方面から行くと木ヶ津漁港のある中心地から1kmくらい先の山の中にあります。建物は紐差教会と比べると質素な教会です。教会入口の上には[聖母の汚れなき聖心 聖堂]の額が架かっていました。教会の中も簡素ですが,明るく清潔感があふれており,親近感のもてる教会です。この地域の信者に大事にされていることが分かります。
この地域は明治中期,黒島,外海,五島地方より開拓者として移住してきたそうです。この教会ができるまでは約4Kmの道を紐差(ひもさし)教会に通っていたが,昭和37年(1962)に古材を譲り受けて現在地に木ヶ津教会を建設したそうです。自動車の無い時代に往復8Km歩くのは大変だったと思います。なお,この教会は巡回教会で神父さんは非常駐です。信者の世帯数は約40世帯だそうです。
なお,この木ヶ津地区は紐差より2km南下した木ヶ津湾の入口に位置しています。漁業は近海漁業が盛んなようで,漁港には採れたての魚を運ぶイケス運搬車が出入りしていました。
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