古里温泉
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桜島南岸で錦江湾に望み,南東に大隅半島の山並み,南西に遠く開聞岳を望んでながめのいい海の温泉である。湯量が豊富で疲労,筋肉痛などに良く効く弱食塩泉である。
古里観光ホテルの龍神露天風呂は浴衣を着て入浴する混浴風呂で,ムードある海のそばの露天風呂ということで人気がある。
温泉街の中央の丘の上に林芙美子の文学碑が建っており,有名な詩が刻んである。
芙美子の母親は古里温泉の宿の娘で泊り客(行商人)との間にできた子が芙美子であった。芙美子は6歳までここで過ごしたが,その後,ここに居れなくなり下関,門司,尾道,東京など全国を転々とするが芙美子の本籍地はここであった。
ここは銀江湾に沈む夕陽の美しい場所であり芙美子も幼少のころ,この夕陽を見ながら素朴な温泉地で暮らしたのであろう。
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