元寇防塁跡
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文永11年(1274)の元軍の来襲後,執権北条時宗が再度の来襲に備え建治2年(1276)全九州の武士に命じて築かせたものである。わずか6ヶ月間で,高さ2m,幅2.5m西は柑子岳山麓の大原から,東は箱崎,名島にいたる博多湾南岸沿い20ｷﾛ余りにおよび,その後の弘安の役(1281)では完全に元軍の上陸を阻止した。文永11年の元軍の来襲の時は台風(神風)で元軍は敗退した。
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