◆ 2001年に火事で焼失してしまった(手前は樹齢約300年のイチョウ)
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西巌殿寺(さいがんでんじ)は明治23年に夏目漱石も訪れ、その様子を小説「二百十日」に描写しています。
広い敷地には本堂や天神様、足手荒神様そして阿蘇に点在する西国阿蘇三十三ヶ所観音霊場の分祀が祀ってあり、
境内で西国阿蘇三十三ヶ所観音のお参りができるようになっています。
しかし、この由緒ある西巌殿寺(さいがんでんじ)の本堂は2001年9月22日に火事により焼失しました。
本堂には県指定重要文化財で平安―鎌倉時代の木造の仏像七体が所蔵されておりましたが、これらもすべて焼失しました。
まことに残念なことでした。
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