◆ 余裕があれば立ち寄りたい白滝
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大小30ばかりの名瀑と渓谷美
宮崎県中東部の都農町と木城町の境に位置する尾鈴山。海岸からいっきに立ち上がった独立峰である。
登山道は名貫川上流の九重頭(くえんと)というキャンプ場の場所で駐車場も2ヶ所ある。
ここから甘茶谷コースと瀑布コースの2通りのコースがある。アプローチは長いが瀑布コースが良い。
各滝とも登山道から良く見える。白滝は落差70mで近くで見ると圧巻である。
しかし登山道から往復20分程度の寄り道となる。ここから南矢筈岳(1330m)〜矢筈岳(1374m)〜尾鈴山と尾根を縦走する。
山頂は広く雑木に囲まれて展望は良くないが展望台の鉄塔ができており登ると木越しに展望が開ける。
(2000/4 鉄塔はなくなったようだ)
夏におすすめのコースはあまりないが、ここ尾鈴山周辺は滝や渓谷も多く夏向きの山である。
この尾鈴山の北部に日向市東郷町があります。この町は若山牧水の生誕の地です。牧水生家から尾鈴山が良く見え、この山を見て
牧水は育ちました。この山の歌も残しています。
ふるさとの尾鈴のやまのかなしさよ
秋もかすみのたなびきてをり
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◆ 山頂の展望台よりの眺め
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◆ 登山口付近の渓谷
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◆ 山頂の展望台の鉄塔にて (その後撤去された)
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