法光寺の桜
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唐津市鎮西町の名護屋城の北部にある法光寺。この法光寺はもともとは名護屋城大手門の南側にあったが朝鮮出兵の際に秀吉が城の北側の現在地に移転させたものです。そのとき秀吉はおわびとして,家臣の曽呂利新左衛門に庭園をつくらせ,伊達政宗に命じ陸前塩釜(現在の宮城県塩釜市)より桜の木を持参させ自ら桜を植えたと伝えられています。それでこの桜は[塩釜桜]とも[太閤お手植え桜]とも言われています。
この桜は通常の桜より半月ばかり遅れて4月15日頃に見頃となる八重桜です。太閤お手植えであるから約400年を越える桜ということになります。高さ約7m,幅約11mで大元の木は途中で折れたようで,今,花を咲かせているのは折れた大元の幹から生えた枝のようです。この枝も老木と若い枝があり,枝により花の色なども若干違うようです。
なお,この桜は[さが名木100選]に選ばれています。また,境内に曽呂利新左衛門が設計した庭園も残っています。
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