岩戸橋の観光情報1

岩戸橋


TOP>大分県>竹田市周辺>竹田市周辺の橋>岩戸橋

 嘉永2年(1849)に架設された石橋で大分県下で3番目に古い。昭和49年に石橋としては大分県下で最初に重要文化財に指定された橋である。

 この石橋ができるまでは丸太木を渡した土橋が架かっていたが,台風や大雨のたびに流されていた。この橋は当時柏原より竹田城下に通じる唯一の橋であったので柏原の人々は流されるたびに大変な不便を感じていた。

 柏原組大庄屋垣田角次郎は組内の村役人と相談し岡藩に架橋を申請し同時に銀札ニ貫六百匁(約50両)を借り受け工事に着手,2年の歳月を費やして完成したものである。

 その後人々の安全交通は勿論,陸の孤島といわれていた柏原村にも馬車の通行が可能となり,農林産物の積出しや生活物資の搬入など経済的,文化的にどれほど貢献したか計りしれないものがあった。ちなみに1連のアーチのスパンは全国で19番目に大きな石橋である。


岩戸橋の観光情報2

岩戸橋の観光情報3

前へ/6/7/8/9/10/次へ


上位画面へ戻る↑
トップページ