天念寺の修正鬼会の観光情報1

天念寺の修正鬼会


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 天念寺の修正鬼会(しゅじょうおにえ)は毎年旧正月の7日に行われる。19時頃にタイレシ(松明入れ衆)が天念寺前の長岩屋川で身を清める。これが天念寺鬼会のスタートである。そして若者達は着替えをして20時ころあらわれ,4mもある大松明(たいまつ)に火が付けられる。そして講堂前で倒して,ゆすったり地面にぶつけたりして火の粉をちらす。その後大松明を左右からぶつけ,大きく松明が燃え上がる。火祭りらしい光景にだんだんと気持ちが高揚してくる。

 まもなく僧侶が現れ講堂内で読経し,僧侶の法舞などが22時頃まで続く。22時ころに赤鬼があらわれ,松明を持って講堂内をあばれる。22時20分頃に黒鬼があらわれ,この鬼会行事のクライマックスを迎える。

 堂内は松明の火の粉が飛び散り,煙が立ち込める。見物客が進んで鬼の前に行き,背中やお尻を松明で叩いてもらい,無病息災を祈願する。大衆も参加できる楽しい庶民的な行事である。


天念寺の修正鬼会の観光情報2

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