阿弥陀杉
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阿弥陀杉は樹齢1300年。国の天然記念物でしたが,1999年の台風で幹が倒壊し壊滅状態になってしまいました。主な幹は倒壊してしまい,幹の下の方の枝がわずかに残り,それが育っています。痛々しい姿です。
この杉は幹から無数の小枝が出て大きな卵形となっており,阿弥陀仏に似ていたので[阿弥陀杉]と言われるようになったとか,また,木の近くに阿弥陀仏が祀られていたので[阿弥陀杉]と呼ばれるようになったとか言われています。
そして明治35年(1902年)に,この木が人手にわらり伐採されようとしたとき,地元の人が義金を募って買い戻し,地元の共有の宝として後世に伝えることにしたという美談も残っています。
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