下城公孫樹
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小国町の下城地区にある下城公孫樹(イチョウ)。幹囲9.6m,樹高25m,樹齢は1000年以上であり熊本県下最大のイチョウで国指定の天然記念物になっています。このイチョウは平安時代に女性の宝であった鏡を池に投じて恋しい男性との再会を祈ったとされる鏡ヶ池(小国町宮原下町)伝説に登場する醍醐天皇の御孫姫 小松女院(こまつにょいん)の乳母眞神の墓標と伝授されています。地元では[チコブサン]と呼ばれ,乳の少ない女性はこのイチョウの木の樹皮を煎じて飲むと必ず乳が出るという言い伝えもあります。しかし,実際は城主 上総介経賢(かずさのすけつねたか)の母の墓であるという説が有力です。
この下城の公孫樹(イチョウ)の見頃は10月-11月の月代わりの頃(月がかわる頃)であると言われています。ようするに10月31日から11月1日頃です。この黄葉の盛り前後1週間は夜間照明がされ月代わりの日前後の日曜日にはイチョウの下で[祭り]も開催されます。
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