道の駅 小国(ゆうステーション)
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熊本県小国町の国道212号線と442号線が交わる位置にある[道の駅 小国]は特産の小国杉を使った木造トラス構造で逆台形のユニークなデザインの[ゆうステーション]と周辺に若干の店がある。[ゆうステーション]には休憩所と特産品の販売,2階にはギャラリーがある。周辺の店には焼き鳥屋とソバ屋があるのみで他に食事できる所はない。こじんまりした道の駅である。ここ小国町は[木の文化・木の復権]をめざした町造りをおこなっており,木造のユニークな建物が多くある。
[道の駅 小国]のある場所は,国鉄の宮原(みやのはる)線[肥後小国駅]のあった場所です。宮原線は大分県九重町の恵良駅から熊本県小国町の肥後小国駅間26.6Kmを連絡していた線路でした。35年という工期をかけて昭和29年に開通した線路で,これにより,小国から恵良駅へ,そして久大本線を使用して,大分市や日田,久留米,福岡などに列車で行くことができました。しかし,昭和55年にできた国鉄再建法により赤字路線の廃止がはじまり,この宮原線も昭和59年(1984)に廃止になりました。
この宮原線跡にはコンクリート造りのアーチ橋が,ほぼ当時のまま7橋残っています。今も残る旧宮原線の7アーチ橋は国の有形文化財に指定されています。
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