花岡山
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JR熊本駅の北側にある花岡山。山と言っても標高45mなので丘程度である。ここが熊本市では一番夜景が美しいと言われている場所である。山頂には白い仏舎利塔があり市内のどこからも良く見える山である。
山頂には日本山妙法寺があり,ここの坊さんは黄色い布を肩からかけているｲﾝﾄﾞ風の装束である。寺の名称の頭に[日本山]と付くところからもｲﾝﾄﾞ系列のお寺のようである。ｲﾝﾄﾞと言えばここのお寺にｲﾝﾄﾞの元首相ﾈｰﾙさんから世界平和の祈願をこめて御仏舎利(お釈迦様の骨)が寄贈されたとのことである。それが御仏舎利塔に納められているようだ。
また,加藤清正が熊本城を築くとき十万個以上の石を必要とした。その多くはこの山から採ったとのことである。切り出しを自ら監督したときに腰掛ける場所に定めていたという石が山頂に残っており[腰掛石]と呼ばれている。以外に[冑(かぶと)石]や[鐘掛松]と清正ゆかりのものがある。
ここには桜の木が多くあり春には花見の名所でもある。
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