徳富記念園の観光情報1

徳富記念園


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 徳富記念園は明治3年から徳富蘇峰,蘆花兄弟が幼少年時代をすごした徳富旧邸です。徳富兄弟の父一敬(淇水)は維新の後に熊本藩庁勤務となり明治3年に水俣から一家を引き連れてここに住みました。
徳富蘆花は作家であり,明治33年[不如帰],[自然と人生]で有名になり明治34年[思い出の記],明治36年[黒潮]の名作を書いた文豪です。
徳富蘇峰は明治9年に花岡山でのキリスト教信仰の誓いに参加して,熊本を追われた蘇峰は,同志社に学び,明治13年に熊本に帰ってきました。時は自由民権運動の盛んな時期であり,彼もさっそくその運動に参加しました。そして民権私塾といわれる大江義塾を建てたのです。
この徳富記念園は徳富兄弟が勉強した場所であり,大江義塾のあった場所です。そばにある徳富記念館には蘇峰,蘆花兄弟の著書や遺品や書簡が分類され,展示されている。
庭にはその時代からあった椎(しい)の古木や,蘇峰の師であった新島譲(同志社大学を設立した人)がアメリカ土産に蘇峰に贈ったカタルパ(キササギ)の種が芽ぶき今は2世,3世となりきれいな新緑の葉を付けていた。5月には白い花が咲くという。


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