霊台橋
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国重要文化財。威風堂々とした重量感のある石橋。霊台橋(れいたいきょう)は弘化4年(1847),時の惣庄屋,篠原善兵衛が石工叩助に命じ,清水地区より対岸の船津地区に架けたものである。この規模で工期はわずか7ヶ月であったというから驚きである。石橋のｱｰﾁの広さでは日本一であったが,最近の調査では大分県豊後大野市清川町にある轟橋と出會橋の方が径間が広いことが分かった。そのため径間の広さでは日本3位になってしまった。
しかし,この橋の架設は1847年である。大正,昭和の新しい橋と比べるのは蒸気機関車と新幹線と競争するようなものである。3位だからと言って,この橋のすばらしさが色あせるものではない。架設から150余年かかっているが寸分の狂いもなく今も整然と架かっている。すばらしいではないか!
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