知覧武家屋敷庭園
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知覧は[薩摩の小京都]といわれ,生け垣と石垣が美しい武家屋敷が今も残っている所です。
他の地域の武家屋敷の石垣は野石乱積みが多いが知覧の石垣はきれいな切石整層積みが中心で石垣の上の見事な生け垣と共に清潔感あふれる風景をつくっています。
武家屋敷の門を入るとすぐの所に庭園があるのが普通であったらしく,今も7つの庭園が昔ながらの姿で良く残っており国の名勝に指定されています。
知覧型二ツ家は主屋と付属屋([おもて]と[なかえ])をつなげて,そこに小さな棟を付けている家をいい,知覧独特の民家であり現在武家屋敷群の中に2棟移築されています。
武家屋敷群の中間地点の三差路に[石敢當(いしがんとう)]と彫られた石碑があります。これは中国に起源をもつ魔除けのための石碑で,直進してくる魔物を防ぐために三差路の突き当たりに立てられています。
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