JR鹿児島中央駅の観光情報1

JR鹿児島中央駅


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 鹿児島中央駅は昔は西鹿児島駅といっていましたが,2004年3月13日に九州新幹線の開通に伴い,[西鹿児島駅]から[鹿児島中央駅]へ名前が変わりました。他の県で言えば,宮崎は宮崎駅,熊本は熊本駅,大分は大分駅が表玄関となる中心駅ですが,ここ鹿児島だけは鹿児島駅で無く,西鹿児島駅が昔から鹿児島市の中心駅でした。

 しかし,前まで何か変だと感じていたのが,鹿児島中央駅になり名前と実態が一致する事になり,すっきりしました。

 まあ,鹿児島本線および日豊本線の終点は名目上は隣の鹿児島駅なのですが,多くの特急電車などの始発と終点は,ここ鹿児島中央駅なのです。だから鹿児島市の実質の表玄関は鹿児島駅ではなく鹿児島中央駅となるのです。

 もちろん乗降客の数も鹿児島駅が日に約3,500人程度,鹿児島中央駅が日に35,000人程度と断然鹿児島中央駅が多いのです。なんでも鹿児島中央駅の乗降客数はJR九州の駅では博多駅,小倉駅に次ぐ乗降客数第3位の駅らしいです。

 駅前に[若き薩摩の群像]という像があります。これは1863年の薩英戦争において敗れ,薩摩は西欧文明の偉大さを痛感しました。そこで薩摩は幕府の鎖国令を犯して,慶応元年(1865)15名の留学生と4名の使節団を英国に派遣したのです。

 それらの留学生は帰国後明治政府に仕えて,留学の成果を大きく発揮し,日本の近代化に大きな貢献をしました。

 この[若き薩摩の群像]は昭和57年3月に中村晋也氏による制作により建てられ,高さが12.1m(台座部分9.49m)です。


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