高倉神社
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旧遠賀郡21ヶ村の総社として人々の崇敬を集めている高倉神社。祭神は大倉主命(おおくらぬしのみこと)と菟夫羅媛命(つぶらひめのみこと)です。社伝によると仲哀天皇,神功皇后が船で筑紫に入ろうとするが,山鹿岬より船が進まなくなり,岡の県主熊鰐に聞くと,この浦の先の二神に挨拶をしないからです。と言われ,天皇は大倉主命,莵夫羅媛命の二神に挨拶をした。すると船は進むようになったということです。この二神は水神で神功皇后渡海の折も,神助があったので,皇后摂政二年(西暦202年)五月午の日に勅を下して,ここに社を建て祭りをされた。と伝えられています。これが高倉神社の創建の話であり,神社では今も午の日を祭日にしています。
また,境内には神功皇后が植えられたという綾杉(樹齢約1800年)や大クスなどの巨木がたくさんあります。それと,まぼろしの芦屋窯で造られた毘沙門天立像(室町時代後期制作)もあり,県指定重要文化財に指定されています。10/8-10には大祭が催され,[高倉おくんち]として親しまれています。
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