川渡り神幸祭(風治八幡神社)
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福岡県の五大祭りの一つに数えられる風治(ふうじ)八幡神社の[川渡り神幸祭]。毎年5月第3日曜日と前日の2日間に行われます。筑豊一番の祭りで,この2日間で約9万人の人出でにぎわいます。この祭りは永禄年間(1558-1569)に疫病が大流行したとき,風治八幡神社に平癒祈願をして成就したので御礼に山笠を建立して神幸祭に奉納したと伝えられています。400年以上の歴史ある祭りで福岡県無形民俗文化財に指定されています。
祭りは土曜日の13時頃からスタートします。まず神社の拝殿に神輿を入れ神様に乗り移っていただきます。そして神輿の神様に獅子舞をご覧いただくために,境内で獅子舞があります。この獅子舞も400年の歴史をもつ伝統芸能です。その後,神輿が石段を駆下りJR田川伊田駅前広場などを練りまわった後,神輿を先頭にして大ﾊﾞﾚﾝを立てた11基の山笠が川に向かいます。川渡りが開始されるのは,だいたい16時ころからです。約1時間半川の中を練りまわったのち,対岸にある御旅所に泊まります。翌日は14時ころ御旅所で練りまわった後15時頃に川渡り(川上り)があり,神社に戻ります。
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