御所ヶ谷神篭石
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県道58号線沿いの津積地区より1kmばかり南に入った所にあります。途中の御所ヶ谷住吉池は公園化されており休憩所やﾄｲﾚなどの設備が整っています。この公園横の道を行き止まりまで上ると駐車場があり,駐車場から約5分程度徒歩で上ると,この地区最大の神篭石である中門跡があります。途中の岩陰には八十八箇所めぐりの札所である野仏が点在しています。
御所ヶ谷神篭石は標高247mのﾎﾄｷﾞ山の尾根からその北側にかけて約3kmも土塁をめぐらせている大規模なものです。今,この地区はのどかな農村地帯ですが,奈良時代には官道が走っており近くには豊前国府や国分寺などが置かれた古代豊前国の要衝であったと思われます。
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