◆ 漆喰(しっくし)の白と赤いレンガのコントラストがきれい
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カトリック宝亀(ほうき)教会は明治18(1885年)に仮堂が建てられ、明治31(1898年)頃 マテラ神父の指導により、現在の木造(正面はレンガ造り)の教会になりました。
この教会を建てた大工は五島列島宇久島出身の柄本庄一です。この柄本庄一は旧紐差教会や黒島教会などの建設にも携わっています。
宝亀(ほうき)教会は平戸市内でもっとも古い教会建築で、数ある長崎県内の教会の中でも15指に入る歴史を誇ります。
正面からの外観からはレンガ造りのように見えますが、主体構造は木造で、両側面にベランダと床面まである窓が設けられているのが特徴です。
建設当初からのステンドグラスは美しく貴重です。
また、この教会は高台に建っており、平子島、黒島などの平戸湾の眺めがすばらしいです。
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