◆ 九合目の岩峰
|
奥深い山で周辺はゆとりの森となっている
諸塚村と椎葉村の境に位置する黒岳。諸塚村の宮の元から小原井川沿いに、さらに山奥に入り約12キロ先の林道終点の広場が登山口だ。
このあたりは宮崎県ではめずらしく、春にはフクジュソウが咲くところです。
この福寿草は諸塚村大字七ツ山紋原地区の標高750mの高原にある約1ヘクタールの林の中に自生しており、
日本で自生する南限だそうです。早春(1月末〜2月末)になると残雪の中、可憐な花が林の一面を埋め尽くすようです。
この福寿草の開花情報は諸塚村の公式サイトをご覧ください。
さて、話を黒岳に戻しますが、登山口の広場には駐車場、案内板があり八合目あたりまで幅広い遊歩道が造られており歩きやすい道です。
八合目の岩峰には古くからクロダキサマ(黒岳杜)が崇められている。この黒岳杜近くの岩峰からは阿蘇や九重、祖母傾き、大崩
などの九州を代表する山々が遠くに望める展望の良い場所です。そこから10分弱で着く山頂からは諸塚方面しか見えなくて、展望は良くないです。
|
◆ 残雪残る山頂にて
|
◆ 黒岳周辺は『健康とゆとりの森』になっている
|
|