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「砕氷艦しらせ」は先代の「しらせ」が老朽化し引退した後に建造された2代目の「しらせ」です。
日本の砕氷船としては開南丸、宗谷、ふじ、旧しらせ、新しらせ と5代目になります。
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◆ 初代「しらせ」の後を継いで2009年5月20日 に就航した2代目の「しらせ」(2010/09/19 博多港箱崎埠頭にて撮影)
◆ 砕氷艦しらせのパンフレット
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・船名 :砕氷艦しらせ
・総トン数:12,650トン
・航海速力:15ノット
・乗組員 :179名+観測隊員80名
・所有会社:海上自衛隊
・航路 :南極基地に物資を運ぶ
「南極観測船しらせ」と言う事もありますが、観測を行っているわけではなく、主に日本の南極基地に物資や隊員を運んでのが主な役目ですから輸送船ですね。
ただ、南極は寒い地域ですから、ただの輸送船ではなく砕氷船になっているという事です。砕氷の能力は氷の厚さ 1.5m までは連続砕氷できるようです。 1.5m 以上の場合は一旦船をバックさせて、
最大馬力で前進し氷に乗り上げて艦の重みで氷を砕きながら進むようです。
引退した旧「しらせ」は 11,700 トンでした。新しい砕氷船を造るにあたり、排水量 20,000 トンを予定していたようですが予算の問題から 現在のトン数(12,650t)になったようです。
これにより輸送可能物資が約100t増加し、1,000tから1,100tになり、搭乗可能人数も増えたようですが、
ケチケチしないでド〜ンと2万トンクラスの砕氷船を造って欲しかったですね。残念です。
砕氷艦しらせ(南極観測船しらせ)2代 動画案内
※ 見れないときはIEでご覧ください。
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◆ 「しらせ」は海上自衛隊に所属する我が国唯一の砕氷船
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◆ 艦首は砕氷能力を向上させた独特の曲面形状
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◆ 艦首に穴が幾つか開いているのは融雪用散水装置の穴
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◆ マストの上には上部見張所がある
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◆ 丸いのは衛星通信用アンテナ
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◆ 煙突は新しらせ から2本になった
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◆ 2010/09/19 博多港箱崎埠頭で一般公開された
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◆ 丸く曲線を描く「しらせ」の艦尾
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◆ ユニバーサル造船舞鶴事業所にて建造され2009年5月20日に就航した。初代「しらせ」よりひと回り大きく約12,650トン
◆ 基準排水量 12,650t、速力15kt、馬力 30,000ps、定員 約250名
◆ ヘリコプターを3機搭載可能な「しらせ」の広い甲板
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◆ ヤマハのスノーモービル RS Viking の展示
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◆ 南極の石(氷河時代に氷の移動でこすれた痕がある)
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◆ 南極の石(少なくとも6億年以前の石で学術的に貴重)
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◆ 南極の隕石。日本は膨大な数の隕石を拾い集めた
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◆ 南極の氷。雪が積み重なって圧縮されてできた氷
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◆ 南極の海の生物標本
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◆ 砕氷船の歴史(左より新しらせ、旧しらせ、ふじ、宗谷)
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◆ 左より新しらせ、旧しらせ、ふじ、宗谷、開南丸
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◆ 記念スタンプ
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◆ 肩章(夏服)の金筋4本は艦長または機関長
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◆ 艦首には大きなクレーンが2基ある
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◆ 艦橋から見る艦首
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◆ 海が荒れるとこうなるようだ。こりゃたまらん!
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◆ カプセルのような救命ボート(荒れた海でも平気)
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◆ 緑のオーロラ。オーロラを眺めての一杯は最高!らしい
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◆ めちゃくちゃ広い艦橋には、いろいろな機器がいっぱい
◆ 赤い椅子は艦長席
◆ 操舵輪はいがいと小さく目立たない所にある
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◆ レーダー
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◆ 海図プロッタ
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◆ 自衛艦・ラッパ
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◆ 神棚もある
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◆ 観測隊長の公室(応接室)
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◆ 艦内には床屋もある
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◆ 2人用観測隊員寝室
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◆ 食堂(展示写真を転載)
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◆ 来賓室
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◆ 艦内の通路にも機器が並ぶ
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◆ 艦内点景
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◆ 艦内点景
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◆ 砕氷船しらせの動画案内
※ 見れないときはIEでご覧ください。
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