対馬
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対馬は九州最北端。本土から132km韓国まで約50kmという国境の島です。対馬海流に洗われた海岸線は山がせまり急な斜面になって落ち込んだ断崖や磯の浜となっている。また,入り江が多く天然の良港となっており,めぐまれた漁場が近海に多くあることもあり,沢山の漁船が停泊し夜にはイカつり船の灯かりが海を照らす。島は非常に細長く長さ82km,幅18km,総面積710平方kmであり島としては択捉島,国後島,沖縄島,佐渡島,奄美大島につぎ全国で6番目に大きな島であり6町からなり人口は約44,000人である。
また,古来より大陸との中継地として重要な役割をはたした。3世紀の魏志倭人伝にも[韓国よりはじめて一海を渡り,千余里にして対馬国に至る。…居る所は絶島にして,森林多く,道路は鳥と獣の小道のごとし。千余戸あるも,良田なく,海物を食らいて自活し,舟に乗りて南北にしてきす。]と記述されている。魏志倭人伝の記述どおり[上見坂公園]から眺めると山また山であり500m級のけっこう高い山が多くあり,昔の人の苦労がしのばれる。しかし,現在は道路も整備されつつありトンネルも掘られ車であれば往来に不自由することはない。
風光明媚な自然と,人情味豊かな島は日本の良さを今も残している。
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