久兵衛橋
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観光地で有名な高千穂峡の北部,国道325号線沿い上野地区にある1連の石橋です。上野中学校前の上野川に架かっています。橋のふもとに石橋供養碑が建っており[文久3年(1863)庄屋後藤七郎治,施主黒木久兵衛]と記されており通称[久兵衛橋]と呼ばれています。
この橋の特徴は橋の上の路面部分より基礎部分が2.6m広い裾広がりに造られていることと,見せかけの二重拱環(きょうかん)である。この手法は岩永三五郎が鹿児島県の甲突川にかかる橋で使用している手法であり,壁石の乱れ積みなどからも肥後の石工の手で架けられたと考えられています。宮崎県下で最も勝れた江戸期の石橋です。
この橋のたもとにカエデの老木があります。訪れた2006/11/30は紅葉も終わっていましたが,紅葉の盛りの時期にはきれいだと思います。次には紅葉の時期に訪れてみます。
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