美々津の観光情報1

美々津


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 江戸時代には九州山地の産物である木材や炭,たきぎを高瀬舟と呼ばれる小舟で耳川を下り河口の美々津に集積し,ここから大阪や瀬戸内方面に送り出していました。元禄年間には回船問屋や商家が数多く軒を連ね[美々津千軒]と呼ばれており美々津は大いに繁栄していたのです。

 その後,明治の廃藩置県になり日向国は美々津県と都城県に分割され,美々津は美々津県の県庁が置かれていた町でありこの地方の中心都市であったのです。しかし,わずか2年間で明治6年には両県は統合され宮崎県となりました。

 大正10年には日豊本線が開通し,その後,国道10号線が開通すると港町としての美々津の役割はなくなり急速にさびれていったのです。

 今,美々津には江戸時代の回船問屋や明治,大正,昭和初期の商家などが数多く残されれており,100年前にタイムスリップした感じになる町です。


美々津の観光情報2

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