三ヶ所神社の観光情報1

三ヶ所神社


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 浄専寺に隣接してある三ヶ所(さんがしょ)神社。三箇所に神社があるのかと思ったら[三ヶ所]というのはここの地名でした。この三ヶ所神社の主祭神は伊弉諾尊(イザナギノミコト),伊弉冉尊(イザナミノミコト)で祭神は瓊々杵尊(ニニギノミコト),猿田彦尊(サルタヒコノミコト)です。

 この神社の創建は約1000年前に遡り,天孫降臨の話となります。天孫降臨の地をめぐっては,県内でも南北の高千穂説があるが,北の高千穂が二上山で山全体を聖地とする山岳信仰が古くから続いた地で,ここにあった祠を麓に降ろしたのが昌泰年間(898〜901)だそうです。この時,高千穂側とどちらに降ろすかでもめた末,東と西に分けたのが,現在の三ヶ所神社となったといわれています。ちなみに,二上山の9合目の六峰街道(広域基幹林道)そばに三ヶ所神社奥宮があります。この六峰街道(広域基幹林道)は4月中旬〜5月上旬にはアケボノツツジがきれいな場所です。

 現地の説明板によると現在の三ヶ所神社の本殿は1818年に改築されたもので,並んで建っている旧本殿は県北最古の建造物だそうです。

 現本殿は江戸時代末期の建立ですが,各所に見られる多彩な彫刻と回廊に組み込まれた組物は江戸時代よりむしろ桃山風を思わせる美しさです。(ここまで説明板を一部引用)

 また,境内に約12,000本のシャクナゲがあり,その多さは西日本随一だそうです。見頃は4月中旬から5月中旬です。ちなみにシャクナゲは五ヶ瀬町の町花になっています。それと例年9月29日の例大祭には,国指定の重要無形民俗文化財[荒踊]が奉納されます。


三ヶ所神社の観光情報2

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