SLあそBOY
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熊本と阿蘇の宮地間を走っていた[SLあそBOY](8620形)が2005年8月28日で現役を引退しました。これでSLは九州から姿を消すことになります。寂しいですね。このSLは1914年(大正3年)に国産初の量産型旅客SLとして登場した8620形です。この形式のSLは約700両が造られましたが,1975年までに全部廃止になりました。
[あそBOY]は大正11年(1922)に造られたものです。九州各地で活躍していましたが昭和50年(1975)にいったん引退し,人吉市SL展示館に保存展示されていたものです。その後,SLﾌｧﾝの強い要望に応え昭和63年(1988)に再登場したものでした。
この[あそBOY]は昭和50年(1975)にいったん引退するまでに384万Km走っていたそうです。ここ阿蘇を走り出して17年間で52万人の乗客を運びました。総走行距離は400万Kmを超えたものと思われます。そうすると地球を100周したことになりますからｶﾞﾝﾊﾞﾘ屋さんです。本当にごくろうさんでした。
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