坊浦地区の観光情報1

坊浦地区


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 坊津坊浦地区には旧密貿易屋敷(森吉兵衛屋敷)も残されています。この屋敷の横や裏は石畳の道になっており,過去の栄華をしのぶことができます。

 坊津歴史資料センター輝津館にはこれらの歴史の流れの中の文化遺産が館内に展示収蔵されています。

 坊津歴史資料センター輝津館の場所から良く見えるのが双剣石(そうけんせき)と鵜ノ島(うのしま)です。

 この双剣石と鵜ノ島は坊浦の西南に位置する網代浦(あじろうら)にあり,この付近は江戸時代から風光明媚な景勝地として有名な場所でした。江戸時代に[東海道五十三次]を描いて有名な浮世絵師歌川(安藤)広重も[六十余州名所図会]に双剣石を描いています。

 そうゆう事もあり,この双剣石と鵜ノ島周辺は名勝[坊津]として国の文化財に指定されています。

 坊泊小学校の校庭の一角にある一乗院跡には仁王像2体と上人墓19基が残っています。この一乗院という寺は敏達天皇12年(583)百済の僧日羅が仏教弘布のため建立した寺です。この近辺では一番大きな寺でしたが明治2年(1869)の廃仏毀釈により,無残に破壊されてしまいました。今は仁王石像一対と歴代上人の墓などがわずかに残っているだけです。


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