宮地嶽神社の観光情報1

宮地嶽神社


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 古くから開運,商売繁昌の神として知られる。その創建については文献がないので詳しくは解っていない。西暦927年に編さんされた延喜式神名帳には全国の神社が2861社記載されているが宮地嶽神社は記載されていません。ただ,宗像大社の文献の中に正平7年(1368)の宮地嶽神社の神事のことが記録として残っているので,少なくとも500-600年前から相当大きな神社であったと思われています。今では九州はもとより,東京,京阪,中国,四国などの各地から参拝する人が絶えない有名神社です。

 御祭神は息長足比売命(オキナガタラシヒメノミコト),勝村大神(カツムラノオオカミ),勝頼大神(カツヨリノオオカミ)の[宮地嶽三柱大神]です。また,この宮地嶽神社は京都の平安神宮に匹敵する花の神社で,サクラ,エビネ,ボタン,フジ,ハナショウブなどたくさんの草花が植えられており,四季それぞれの花を楽しませてくれます。特に2月中旬から3上旬に花を咲かせる寒緋(かんひ)桜は境内に数本あり,花ごよみのトップをきって参拝者の目を楽しませてくれます。

 広大な境内でひときわ目を引くのが,拝殿正面の大しめ縄です。このしめ縄は長さ13.5m重さ3.5トンと名実ともに日本一で,3年に1度12月に取り替えられます(大注連縄祭)。この他に境内には日本一の大きさの大太鼓と,重さが450kgもある銅製の日本一の大鈴があり[三つの日本一]と言われています。

 また,境内奥には昔の民家を集めた[民家村]や七神社(稲荷神社,不動神社,万地蔵神社淡島神社,濡髪大明神,三宝荒神,薬師神社)があります。宮地嶽の奥の宮となっている横穴式石室古墳の不動神社は一つの石が高さ幅とも5mという巨大な石で構成されており,奈良の南飛鳥の石舞台に匹敵する規模の九州最大の石室です。この石室からは三百数十個の宝物が出土し,十数点は国宝となっているのです。


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