別府温泉（大分県）に泊るならここ！別府温泉のイイ宿！

　まず、別府市の地図を見てください。別府市地図（マピオン）この地図の中心の"+"付近がＪＲ別府駅の位置です。
　この別府には8つの代表的温泉地があり「別府八湯」と言われています。それらは①浜脇温泉 ②別府温泉 ③亀川温泉 ④鉄輪（かんなわ）温泉 ⑤観海寺温泉 ⑥堀田温泉 ⑦紫石温泉 ⑧明礬温泉などです。この８つの温泉地で宿泊施設があるのは別府駅周辺の「別府温泉」、昔から湯治客用の宿が多く、今も貸間旅館など残っている「鉄輪（かんなわ）温泉」、ＪＲ別府駅の山手にあり近代的なホテルの多い「観海寺（かんかいじ）温泉」、民宿風の宿が多い「明礬（みょうばん）温泉」などです。他の温泉地にも若干の民宿や宿泊施設のある温泉地もありますが、ここでは省略します。
　そこで本題の別府の宿選びですが、別府には貸間旅館からリゾートホテルまで多くの宿がありますから、どういう宿が好みかにより泊る温泉地が決まります。
まず、ビジネスで宿泊するとか、夜の別府も楽しみたい場合はＪＲ別府駅周辺の「別府温泉」がオススメです。
昔ながらの湯治場のような雰囲気を味わいたい場合には「鉄輪（かんなわ）温泉」か「明礬（みょうばん）温泉」がオススメです。鉄輪温泉は別府を代表する温泉地であり、木造の旅館から近代的なホテルまであります。
近代的な大型ホテルが好みの場合は「観海寺（かんかいじ）温泉」ということになります。観海寺温泉は海抜150mの高台にあり別府八湯のうちでも一番見晴らしが良い温泉です。
それらの温泉地を代表する宿のクチコミや評判等を考慮して総合的にして評価しました。結果は下記の通りです。

【結論】
《別府温泉》
別府温泉のオススメの宿はJR別府駅裏にそびえる「亀の井ホテル」です。このホテルの創業者は別府観光の租と言われる油屋熊八で別府の宿の中でも老舗中の老舗宿です。交通アクセスも良く、ビジネスにも観光拠点にも使えるホテルです。２人１部屋で食事なしの場合なら１人当たり4900円で泊れます。シングルで使用の場合は素泊りで6500円です。これだけの老舗宿では良心的な値段だと思います。
エ！もっと安い宿はないのかって？そういう人にはビジネスホテルの気軽さにシティホテルのくつろぎ感をそなえた「別府駅前ホテルシーウェーブ別府」がオススメです。ご利用ください。

《観海寺（かんかいじ）温泉》
観海寺温泉といえば「杉乃井ホテル」ですね。別府を代表するホテルです。別府の宿を語るとき、このホテルは外せません。別府湾と別府市街地を一望する高台に立つ大型ホテルです。一泊２食で料金も15000円代からと別府温泉の平均より少し高めですが、それだけの価値のあるホテルです。
和風が良いね！という方には「旅館松葉屋」があります。ここは泉質の良いかけ流しの湯を眺望抜群の露天風や貸切湯など趣の違う4つのお風呂で楽しめる。ようです。値段もそれほど高い値段ではないです。

《鉄輪（かんなわ）温泉》
ここには小さな旅館などが多くあります。住所でいえば鉄輪、井田、風呂本あたりの宿が鉄輪温泉の宿です。ここに鉄輪地獄があり、地表に噴気がシューシューと出ています。その鉄輪地獄の近くにあるホテルが「おにやまホテル」です。鉄輪では大きなホテルです。値段も手頃で評判の良いホテルです。
温泉も料理も！と、いう欲張りな人には「旅館まつや別館」がオススメです。料理の多さにビックリ！と言われるほど食事にこだわっている宿です。

《明礬温泉》
別府八湯の一つですが、知名度としては他の温泉地の影に隠れた存在で、一般に知られていません。それだけに静かな山の湯です。ここは観光旅館が少なく、ほとんどが湯治向きの宿です。その中で創業は明治十年の「岡本屋」があります。ここの温泉は別府八湯の中でもとりわけ薬効が高いと称賛される明礬泉です。ただ、老舗の宿だけに、それなりの宿泊料金です。ちょっとこれが痛い！
以上、あなたの宿選びの参考になれば幸です。


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